令和7年度代表者会及び講演会を開催しました。

 令和7年3月8日(土)に代表者会及び講演会を開催しました。

 まずは、講師に教育評論家の親野智可等氏をお招きして、「激動の時代を生きる子どもたちに、いま何が必要か?」~ゲーム・スマホ・勉強・しつけ・思春期反抗期など目から鱗の子育てと教育~と題して、ご講演いただきました。
 会場をあたためるアイスブレイキングから始まったお話は、来場者を引き込み、時には我が子を思い涙する方もいらっしゃいました。
 講師は、過去の教育で信じられていた精神論や厳しいしつけなどは現代の研究により脳科学的に弊害の方が大きい間違いであることがわかっており、「やってあげると自律ができない」ということも嘘で大人になれば自ら考え変われる、まずは自己肯定感を育てるために親との信頼関係を築くことが最優先で、信頼関係のある大好きな親の姿を見て子どもは自然に学ぶため、親自身が価値観を押し付けず教育方法をアップデートすることが重要であると話されました。
 また、短所を叱るのではなく、得意を褒める応援団になることでどんどん脳のシナプスが伸び頭がよくなること、そのために子どもがやりたいということを色々と体験させ、続かなくても次を紹介したり希望に沿って応援していくことで得意が見つかること、正論で子どもと対峙するのではなく、まず共感し最後に大切なことや「NO」を伝えることで、子どもの心に聞く余裕が生まれること、やる気スイッチは科学的に判明しており、スイッチを入れる方法は名前の一文字だけでも書いてみるリトルサクセスにあることなどを話されました。
 他にもたくさんの話がありましたが、どれも科学的根拠に基づいていることで、保護者のアップデートのきっかけになる素晴らしい話でした。

 続いて、講演会終了後に各PTAの代表者による代表者会を行い、令和7年度運営方針案や事業計画案などが全て承認され、令和7年度会長に現会長の今村氏が選任されました。
 代表者会終了後は、各学校種ごとにグループ分けをし、互いのPTAの課題や工夫などについて情報交換を行いました。