第69回日本PTA九州ブロック研究大会長崎県大会に参加しました。

※ 参加した役員の感想を掲載します。

 令和6年10月26日(土) 27日(日)に、「出島メッセ長崎」において、『学びを実践へ! ~集まろうで 語ろうで やってみようで~』をスローガンとして、第69回日本PTA九州ブロック研究大会長崎県大会が開催され、活気あふれる大会となりました。
 1日目は、6会場に分かれて分科会が開催され、私たちは、今日的課題【ホンマでっか!?PTA】と題した特別分科会に出席しました。
 その分科会では、二次元コードを使用したリアルタイムアンケートを行い、その結果を元に語り合うという流れで、PTAについて考えました。研修の中で、「親同士がつながることの大切さ」「分かち合える場の必要性」の他、「親が楽しんで参加すること」が子どもたちのためになるのだと学びました。パネリストが、実際の子どもたちの表情を映した動画を用いて、「親同士のつながり」に一番良い方法は、根本的な学級懇談会ではないかと提案されましたが、その動画の子どもたちは、こちらまで笑顔になるようなとても幸せな表情で、学級懇談会によって多くのことが生まれることを感じ、このような取り組みこそPTAの基礎であり、今後の活動のヒントにさせていただきたいと思いました。
 また、北九州市の事例発表で、次世代に持続可能な人材育成のために、商店街を巻き込んで子どもたち中心に運営する「子どもフェスタ」を、大人がスキルを持ち寄り支援し見守るという事業がとても印象に残りました。PTAの目的は子どもたちの健全育成であり、親や先生を頼らずに生きていけるようになるために、どのように協力し合うのかを教えることもそのひとつであるということを改めて認識しました。
 2日目の全体会では、長崎女子高等学校の生徒による「龍踊」が披露され、大迫力の演舞で大盛り上がりのスタートとなりました。
 その後表彰式が執り行われ、本協議会前年度会長の上高原貴子さんが、PTA活動の功績を認められ表彰されました。
 最後に、記念講演として、野々村友紀子氏が「強く生きるためのヒント」と題し、ご自身の子育てから学んだことなど、今日から使えるアドバイス等を保護者目線からわかりやすくお話してくださいました。
 今大会で、九州各地の取り組み等を学ぶことができ、鹿屋市でも取り組めそうな活動のヒントを得ることができました。この学びをこれから色々な場面で活かしていきたいです。