第73回日本PTA全国研究大会に会長が参加しました。



第73回 日本PTA全国研究大会 石川大会 参加報告

「サステナブルな未来づくりのために ~創造と協働を 石川から」

 2025年8月、石川県にて開催された第73回日本PTA全国研究大会 石川大会に出席いたしました。令和6年能登半島地震の影響が残る中、「開催する」との強い意志のもと、準備・運営に尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 本大会は石川県内8会場に分かれて分科会が実施され、各テーマに沿ってPTA活動の学びを深める貴重な機会となりました。私は「特別第一分科会」に参加し、
「サステナブルなPTA活動を構築するために ~今、改めて、PTAの存在意義を問う」
というテーマのもと、PTAの歴史的背景や教育関連法の前文に込められた理念について学びました。

 教育は「家庭・学校・社会が責任を分け合うもの」とされていますが、現状ではそれぞれが分断されがちです。そのような中で、PTAの歌に込められた思いや、「日本PTA全国協議会」の活動が果たしてきた役割、たとえば教科書の無償配布(年間約470億円)やGIGAスクール構想によるタブレット配布(約4,600億円)などが、今や当たり前の制度として定着していることに改めて気づかされました。

 また、平成31年1月25日の中央教育審議会答申に触れながら、
・ 教育の責任を分け合うこと
・ PTA会員としての当事者意識を持つこと
・ 学校や教職員への批判ではなく理解を深めること
・ 学校の教育目標を共有すること
など、PTA活動の本質について再認識する時間となりました。これまでにもPTAの成り立ちについて学んできたつもりでしたが、今回はより深い理解に至ることができました。

 2日目の全体会では、石川県副知事・浅野大介氏による講演が行われました。浅野氏は、経済産業省に所属しながら文部科学省・農林水産省とも連携し、「スクールGIGA構想」や「未来の教室」などの教育改革プロジェクトを立案された方です。全国の子どもたちに1人1台のタブレットが配布された背景や、その目的、今後の展望について、90分間にわたる濃密な講演を拝聴し、大変有意義な学びを得ることができました。

 本大会への参加を通じて、PTA活動の意義と可能性を再確認し、今後の活動に活かしてまいりたいと存じます。

鹿屋市PTA連絡協議会 会長 今村和也