令和4年度 教育委員会との意見交換会を開催しました。

 令和5年1月27日(金)の夜間に、教育委員会との意見交換会を開催しました。
 昨年度から開催しようと準備していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により断念した会でしたが、本年度は多数の単位PTAの代表者の皆さんや、教育長をはじめ、教育委員会の指導主事全員が出席してくださり、開催することができました。

 意見交換会では、会長あいさつの後に、中野 健作 教育長が
「この意見交換会は、非常に良い取り組みだと感じており、今年は無事に開催されたことを嬉しく思っている。教育委員会としても前のめりで参加をした。それぞれに忌憚のない意見が交わされることを期待する。今後も子どもたちのために保護者と教職員が連携・協力することでともに進んでいきたい。この会がそれに生かされると思う。」
などと挨拶されました。

 グループワークは、「学力向上について」・「情報通信機器の使い方について」・「PTA活動について」・「いじめ・不登校・キャリア教育について①、②」・「体力・気力向上について」の6グループに分かれ、各グループに市P連役員と教育委員会の指導主事が入って協議を行いました。

 各グループでは、役員が進行しながら様々な意見が交わされ、指導主事から専門的な意見をいただき、グループワーク終了後に各グループから、その充実ぶりが伝わる発表がありました。


 最後に、生涯学習課の 山口 良二課長が
「これをしたら必ずPTA活動が活性化するという答えはないが、大人の役割は子どもたちの可能性を信じてどう伸ばせるかではないか。親の背中を見て子どもは育つという言葉があるが、親も子もともに学びながら意見を突き合わせ、ともに育っていくというスタンスが大事だと思う。
 起床時間、学習を始める時間、消灯時間はPTAで取り組んでいただきたい視点。学校の視点・保護者の視点・地域の大人の視点で子どもたちを育て、見守り育むことが、とても大事なことであると思う。
 地域と一体となって教育を推進していっていただきたい。」
などと、まとめの言葉を伝えられました。

 意見交換会終了後も、あちこちで交流が続き、コロナ禍で長い期間、情報を交換したり、意見を交換する場が失われて来た中で、今回の事業が開催できたことは大変有意義なことでした。
 ご協力くださいました皆様に厚く御礼を申し上げます。