九州ブロックPTA研究大会に参加しました

 12月17日(土)18日(日)に沖縄県で開催された、第67回日本PTA九州ブロック研究大会おきなわ大会に参加しました。

 美しい海を掲載したいところですが、ずっと悪天候に見舞われ、エメラルドグリーンの海撮影は叶いませんでした。
 行きから航空機が飛ぶかを心配する大雨で、帰りも体を持っていかれそうな強風と全国的な悪天候で航空機が遅れるという状況の中、大会事務局提示の、鹿児島⇔神戸⇔沖縄という長時間移動の経路ではありましたが、大会ではその疲れを超える素晴らしい経験をし学びを得ることが出来ました。

 参加した分科会の研究発表等で、「子どものためということを直接還元と考えず、社会教育団体としての親の資質向上に関する取り組みや様々な活動が先行投資であり、結果として保護者の成長や見識の広がり等が子どもに還元されるのではないか。」というようなお話が、市P連のあり方にヒントを与えてくださいました。
 また、そのような大事な視点があるからこそ、時代や家族の形に合わせたPTA改革を行っているところが増え、「できることをできる人がする。」という形に変革したり、そこに生まれる課題に向き合い続け、苦悩しながらも試行錯誤して頑張っている方々が沢山いらっしゃることもわかりました。
 指導助言での「役員会の案内プリントを渡された中学生の子どもさんが、親が頑張っていることに、照れながらも少しだけ誇らしげな表情をしていることを保護者に伝えている。」というお話や、社会のために、子どもたちのためにと頑張っている親の姿を見て、次代を担う子どもたちが育っていくというようなお話が参加者の心に響き、あらためて地域で子どもたちを支えていこうという活力につながりました。